Effectiveness and feasibility of Narrative Exposure Therapy (NET) in patients with borderline personality disorder and posttraumatic stress disorder - a pilot study.

この研究について標準のNET単独ではなく、入院プログラムに組み込んだ形の11名の予備的な研究です。効果を確かめる段階ではなく、実施できるか・安全かを調べたもので、対照群はありません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Steuwe C.・Rullkötter N.・Ertl V.・Berg M.・Neuner F.・Beblo T.・Driessen M.
掲載誌
BMC psychiatry
巻号ページ
16巻487-499頁
発行年月日
2016年7月20日
PMID
27439618
技法
NET
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

境界性パーソナリティ症とPTSDを併存する患者11名(男性1名・女性10名)。事前の安定化期間や意図的な自傷の不在を条件としない。

E|介入

ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー(NET)にもとづくプロトコルを、10週間の標準的な入院プログラムに組み込んだもの。

C|比較

比較対照:なし。治療後と12か月後の追跡の比較。

O|結果

治療中の脱落率は低く、90.9%がNETを完了した。受け入れは良好で、治療を拒否したのは1名のみだった。治療後・12か月後のいずれの時点でも症状重症度の悪化は生じず、プログラムは安全だった。治療期間中の自傷行為の割合も低かった(18.2%)。治療はPTSDと境界性パーソナリティ症の症状重症度、および抑うつ・解離・生活の質という副次評価項目に肯定的な効果と関連していた。

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