Effect of Group vs Individual Cognitive Processing Therapy in Active-Duty Military Seeking Treatment for Posttraumatic Stress Disorder: A Randomized Clinical Trial.

この研究についてCPTを開発したPatricia Resick氏が筆頭の研究です。個別と集団の形式を比べたもので、6か月後には差が認められていません。個別の治療を受けた方でも約半数にPTSDが残っていました。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Resick P.A.・Wachen J.S.・Dondanville K.A.・Pruiksma K.E.・Yarvis J.S.・Peterson A.L.・Mintz J.・and the STRONG STAR Consortium・Borah E.V.・Brundige A.・Hembree E.A.・Litz B.T.・Roache J.D.・Young-McCaughan S.
掲載誌
JAMA psychiatry
巻号ページ
74巻1号28-36頁
発行年月日
2017年1月1日
PMID
27893032
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

軍務に就いている現役軍人268名。派遣後のPTSDがあり、薬物療法が安定している人。除外基準は自殺・他害の意図と精神症。

E|介入

認知処理療法(CPT)。筆記による記述を除く版を、6週間にわたり週2回。集団形式(8〜10名・90分・15コホート・133名)と個別形式(60分・135名)。

C|比較

比較対照:集団形式と個別形式のCPTを直接比較。同時並行で12セッションを実施。

O|結果

治療直後のPTSD重症度の改善は、集団形式より個別形式のほうが大きかった(PSS-Iの平均差 −3.7、Cohen d=0.6、p=0.006)。改善は個別(PSS-I −7.8、d=1.3/PCL-S −12.6、d=1.2)・集団(PSS-I −4.0、d=0.7/PCL-S −6.3、d=0.6)のいずれでも維持され、6か月後の寛解率とPTSD重症度には両形式のあいだに有意差は認められなかった。抑うつと自殺念慮の症状は両形式で同程度に改善した。個別CPTを受けた人でもなお約50%にPTSDと臨床的に意味のある症状が残っていた。

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