Integrated Treatment of PTSD and Substance Use Disorders: The Mediating Role of PTSD Improvement in the Reduction of Depression.
この研究について主に測っているのはPTSD症状ではなくうつの症状です。持続エクスポージャー療法だけでなく、物質使用への対処を組み合わせた形の効果です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Korte K.J.・Bountress K.E.・Tomko R.L.・Killeen T.・Maria M.M.S.・Back S.E.
- 掲載誌
- Journal of clinical medicine
- 巻号ページ
- 6巻1号
- 発行年月日
- 2017年1月13日
- PMID
- 28098747
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDと物質使用障害が併存する米軍の退役軍人81名(男性90.1%)。
E|介入
COPE(持続エクスポージャー療法を用いたPTSDと物質使用障害の同時治療。54名)。
C|比較
比較対照:再発予防(27名)。無作為化比較試験。治療後の抑うつ症状を比較し、PTSD重症度の変化と物質使用重症度の変化のどちらが媒介するかを検討。
O|結果
COPE群は再発予防群より治療後の抑うつ症状が有意に低かった。変化の機序の検討では、PTSD重症度の低減が治療群と治療後の抑うつの関連を媒介しており、物質使用重症度の低減は媒介していなかった。著者らは、PTSD/物質使用障害の併存例で併存する抑うつ症状を減らすためにPTSD症状を治療することの重要性が裏づけられたと述べている。
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