Changes in Salivary Cortisol During Psychotherapy for Posttraumatic Stress Disorder: A Pilot Study in 30 Veterans.
この研究について主に測っているのは症状ではなく、唾液に含まれるホルモンです。2つの治療をまとめて扱った、30名の予備的な研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Rauch S.A.M.・King A.P.・Liberzon I.・Sripada R.K.
- 掲載誌
- The Journal of clinical psychiatry
- 巻号ページ
- 78巻5号599-603頁
- 発行年月日
- 2017年5月
- PMID
- 28102979
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
DSM-IV-TRのPTSDのある帰還退役軍人30名。米国。
E|介入
持続エクスポージャー療法(10セッション。現在中心療法と比較する無作為割付の一方)。
C|比較
比較対照:現在中心療法。ただし本解析では治療群をまとめて扱う。3回の面接で各3回ずつ唾液コルチゾールを採取し、階層線形モデルで治療反応者と治療に反応しなかった人の差を検討。
O|結果
セッション番号が最終モデルで有意で、セッションを追うごとにコルチゾール分泌が直線的に増加していた(β=1.06、p=0.02)。さらに反応者かどうかがコルチゾール反応性の傾きを有意に予測した(β=1.35、p=0.04)。高反応者と比べ、低反応者はセッション間でコルチゾール反応性が平均1.35μg/dL増加していた。反応者かどうかは、それまで説明されていなかったコルチゾール反応性の分散の6%を説明した。
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