Rationale for Spiritually Oriented Cognitive Processing Therapy for Moral Injury in Active Duty Military and Veterans With Posttraumatic Stress Disorder.

この研究について効果を測った研究ではなく、標準のCPTを信仰や霊性の観点から組み立て直す考え方を論じたものです。
対象:PTSD論説・コメンタリー
著者
Koenig H.G.・Boucher N.A.・Oliver R.J.・Youssef N.・Mooney S.R.・Currier J.M.・Pearce M.
掲載誌
The Journal of nervous and mental disease
巻号ページ
205巻2号147-153頁
発行年月日
2017年2月
PMID
28129259
技法
CPT
研究デザイン
論説・コメンタリー

この研究のまとめ

P|対象

道徳的傷つき(モラル・インジャリー)のあるPTSD症状を伴う現役軍人・退役軍人のうち、信仰や霊性を重視する人。

E|介入

認知処理療法(CPT)を霊性の観点から組み立てた版(Spiritually Oriented Cognitive Processing Therapy)。

C|比較

比較対照:なし。治療法を開発し検証する根拠を論じる。

O|結果

著者らは、戦時の体験が倫理的な葛藤・罪責・自責・許しの困難・信頼の喪失・意味と目的の喪失・霊性上の苦闘を引き起こすことが古くから知られており、これを捉える語が「道徳的傷つき」であると述べている。そのうえで、傷つきは深く保たれた道徳的な基準と倫理的な価値に及び、しばしば霊性上の信念や世界観にも悪影響を及ぼすため、信仰や霊性を重視する軍人はこの傷つきを霊性の観点から直接扱う治療によりよく反応するだろうと論じている。

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