Older Adults with PTSD: Brief State of Research and Evidence-Based Psychotherapy Case Illustration.
この研究について1人の高齢の方の事例と、高齢者のPTSDについての概観です。比べる相手の群はありません。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究全文が読めます
- 著者
- Cook J.M.・McCarthy E.・Thorp S.R.
- 掲載誌
- The American journal of geriatric psychiatry : official journal of the American Association for Geriatric Psychiatry
- 巻号ページ
- 522-530頁
- 発行年月日
- 2017年1月4日
- PMID
- 28214073
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
重度で慢性のPTSDのある高齢の退役軍人1例。米国退役軍人省の医療制度。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。
C|比較
比較対照:なし。高齢者のPTSDに関する実証研究の概観と、1例の詳細な適用の提示。
O|結果
本稿は、高齢者の潜在的に外傷的な出来事への生涯曝露はかなり高いものの、本格的なPTSDの割合は約4.5%と中年・若年成人より低いと推計されること、それでもPTSDは高齢者で認識も治療も十分でない状態にあることを整理している。認知や感覚の低下、精神・身体疾患の併存など、この集団での評価と治療を難しくする要因を挙げたうえで、持続エクスポージャー療法の理論・記述・効力を概観し、重度で慢性のPTSDのある高齢の退役軍人への詳細な適用例を提示している。著者らは、PTSDへの根拠にもとづく心理療法は高齢者にも安全かつ効果的に使えると述べている。
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