Adherence Rating Scale for Cognitive Processing Therapy - Cognitive Only: Analysis of Psychometric Properties.
この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。治療の効果ではなく、治療者が手順をどれだけ守れているかを測る物差しの性能を調べた研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
- 著者
- Dittmann C.・Müller-Engelmann M.・Resick P.A.・Gutermann J.・Stangier U.・Priebe K.・Fydrich T.・Ludäscher P.・Herzog J.・Steil R.
- 掲載誌
- Behavioural and cognitive psychotherapy
- 巻号ページ
- 45巻6号661-670頁
- 発行年月日
- 2017年2月21日
- PMID
- 28219458
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
PTSDと境界性パーソナリティ症状を併存する患者を対象とした多施設の無作為化比較試験から、無作為に選んだ治療セッション30回(治療者7名・患者8名)。
E|介入
認知処理療法の認知のみの版(CPT-C)。境界性パーソナリティ症状の併存に合わせて調整したもの。
C|比較
比較対照:なし。独立した訓練済みの2名の評価者が忠実度を評定し、評価者間信頼性・内的整合性・内容妥当性を検討。
O|結果
全項目と合計得点の評価者間信頼性は良好から優秀であった(級内相関係数 0.70〜1.00)。遵守尺度のクロンバックのαは0.56であった。内容妥当性については、3名の専門家が各項目の妥当性と適切さを確認した。著者らは、この遵守評定尺度が信頼できる道具であり、治療効果の解釈や、遵守と転帰の関係の分析、技能の教育に役立ちうるとしている。
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