Sleep-Disordered Breathing Impact on Efficacy of Prolonged Exposure Therapy for Posttraumatic Stress Disorder.
この研究について無作為に分けた比較ではなく、診療記録をさかのぼって調べた18名の研究です。睡眠の問題があった方は6名と少数です。
効果を検証した研究後ろ向きコホート・診療記録調査
- 著者
- Reist C.・Gory A.・Hollifield M.
- 掲載誌
- Journal of traumatic stress
- 巻号ページ
- 30巻2号186-189頁
- 発行年月日
- 2017年3月8日
- PMID
- 28273371
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 後ろ向きコホート・診療記録調査
この研究のまとめ
P|対象
持続エクスポージャー療法を完了した戦闘退役軍人18名。睡眠呼吸障害のある6名(うち5名は睡眠ポリグラフで確認)と、睡眠障害のない群。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。全員が10セッション以上に参加。
C|比較
比較対照:睡眠呼吸障害のある群と、睡眠障害のない群。
O|結果
治療後のPTSDチェックリスト得点は、睡眠障害のない群では有意に低下した(−28.25、58.0%の低下、F(1,11)=59.04、p<0.001)が、睡眠呼吸障害のある群では低下しなかった(−7.17、13.5%の低下)。セッション数の平均は両群で同程度だった。著者らは、これらの観察が持続エクスポージャー療法の効力が睡眠の質に影響されるという仮説を支持するとし、再現されれば治療の選択にあたって睡眠障害の有無を要因として組み込む必要が生じうると述べている。
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