Stress-altered synaptic plasticity and DAMP signaling in the hippocampus-PFC axis; elucidating the significance of IGF-1/IGF-1R/CaMKIIα expression in neural changes associated with a prolonged exposure therapy.
この研究についてラットを用いた基礎研究です。人への治療効果を示すものではなく、扱われているのは持続エクスポージャー療法そのものではなく動物モデルです。
効果を検証した研究動物実験・前臨床全文が読めます
- 著者
- Ogundele O.M.・Ebenezer P.J.・Lee C.C.・Francis J.
- 掲載誌
- Neuroscience
- 巻号ページ
- 353巻147-165頁
- 発行年月日
- 2017年4月27日
- PMID
- 28438613
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 動物実験・前臨床
この研究のまとめ
P|対象
行動学的に特性評価されたSprague-Dawleyラット。
E|介入
長時間曝露(PET)。持続エクスポージャー療法の動物モデルとして、無関係な刺激への長時間の曝露を行う。
C|比較
比較対照:ストレス負荷群・ストレス+PET群などの比較。海馬・前頭前皮質のIGF-1/IGF-1R/CaMKIIα、シナプス関連蛋白、DAMP蛋白を測定。
O|結果
ストレス負荷ラットでは神経IGF-1、海馬・皮質のIGF-1R発現が有意に低下し、シナプス前マーカー(シナプトフィジン)の有意な減少と神経伝達物質の変化が認められた。PET後にはIGF-1とIGF-1Rの増加、海馬のシナプトフィジン発現の増加、CaMKIIαとKCa2.2の上昇が記録され、これらは恐怖記憶の消去に関わる可能性があるとされた。あわせて神経伝達機能の正常化と、高架式十字迷路での開放空間回避の有意な減少が認められた。ストレス時とPET後にはミクログリアの活性化とHMGB1・TLR4発現の有意な増加も認められた。
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