Concurrent Treatment with Prolonged Exposure for Co-Occurring Full or Subthreshold Posttraumatic Stress Disorder and Substance Use Disorders: A Randomized Clinical Trial.

この研究についてエクスポージャー療法が物質使用の問題を併せ持つ方にも使えるかを調べた試験です。全体では再発予防療法との有意差は認められず、後から分けた一部の集団でのみ上回っています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Ruglass L.M.・Lopez-Castro T.・Papini S.・Killeen T.・Back S.E.・Hien D.A.
掲載誌
Psychotherapy and psychosomatics
巻号ページ
150-161頁
発行年月日
2017年5月11日
PMID
28490022
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

DSM-IV-TRの完全または閾値下のPTSDと物質使用症(SUD)を併存する110名(男性64%、アフリカ系米国人59%)。

E|介入

PTSDとSUDの併行治療として持続エクスポージャー療法を用いる統合治療(COPE)39名。12週間。

C|比較

比較対照:SUDへの再発予防療法(RPT)43名、および能動的観察の統制群(AMCG)28名。12週間の無作為化試験。

O|結果

治療終了時、COPEとRPTはいずれも能動的観察の統制群と比べてPTSD症状重症度の大きな低減を示した(COPE-AMCG = −34.06、p < 0.001/RPT-AMCG = −22.58、p = 0.002)。標本全体ではCOPEとRPTの間に有意差は認められなかったが、閾値下ではなく完全なPTSDのある部分集団では、RPTと比べてCOPEでPTSD重症度の有意に大きな低減が認められた。両治療とも、主たる物質の使用日数の低減で統制群を上回った(COPE-AMCG = −0.97、p = 0.01/RPT-AMCG = −2.07、p < 0.001)。

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