Concurrent varenicline and prolonged exposure for patients with nicotine dependence and PTSD: A randomized controlled trial.
この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が筆頭の研究です。主に測っているのはPTSDの症状ではなく禁煙の成否です。症状が重い方では統合した治療のほうが禁煙につながりました。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Foa E.B.・Asnaani A.・Rosenfield D.・Zandberg L.J.・Gariti P.・Imms P.
- 掲載誌
- Journal of consulting and clinical psychology
- 巻号ページ
- 85巻9号862-872頁
- 発行年月日
- 2017年6月1日
- PMID
- 28569519
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
ニコチン依存とPTSDを併せもつ成人142名。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)を、バレニクリンと禁煙カウンセリング(VARCC)に統合した形(VARCC+PE)。
C|比較
比較対照:VARCCのみの群。無作為割付。主要評価項目は治療後(禁煙日から3か月)と追跡時(6か月)の7日間の時点禁煙率。血清コチニンと呼気一酸化炭素で確認。心理面の転帰はPTSDと抑うつの重症度。ベースラインのPTSD重症度を調整因として検討。
O|結果
全体では、統合群の禁煙率とVARCCのみの群の禁煙率に有意差は認められなかった。ただし治療効果はベースラインのPTSD重症度によって調整されており、重症度が中等度以上の参加者では統合群のほうが有意に禁煙率が高かった(p < 0.05)。重症度が低い参加者では群間の有意差は認められなかった。持続エクスポージャー療法を受けた参加者は、受けなかった参加者よりPTSDと抑うつ症状の低下が有意に大きかった。
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