An evaluation of combined narrative exposure therapy and physiotherapy for comorbid PTSD and chronic pain in torture survivors.
この研究について6名の症例集積で、改善が得られたのは一部の方にとどまっています。標準のNET単独ではなく、理学療法と組み合わせた形です。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究
- 著者
- Dibaj I.・Øveraas Halvorsen J.・Edward Ottesen Kennair L.・Inge Stenmark H.
- 掲載誌
- Torture : quarterly journal on rehabilitation of torture victims and prevention of torture
- 巻号ページ
- 27巻1号13-27頁
- 発行年月日
- 2017年
- PMID
- 28607227
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
PTSD・抑うつ・慢性疼痛を併せもつ拷問を生き延びた難民6名。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)20セッションと理学療法10セッションを組み合わせた治療。
C|比較
比較対照:なし。A-B型の症例集積デザイン。3か月と6か月の追跡を置き、PTSDと抑うつの症状、痛みの強さ、身体機能、生活の質を測定。PTSDと痛みは毎セッション後にも評定。
O|結果
PTSD症状に臨床的に意味のある低下が得られたのは6名中2名、抑うつ症状で臨床的に意味のある変化が得られたのは1名、痛みの強さに臨床的に意味のある低下が得られたのは2名だった。著者らは、症状の負荷が大きい拷問の生存者の一部はNETと理学療法を組み合わせた治療から利益を得られる可能性があると述べたうえで、個人差を踏まえることの重要性を論じている。
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