Early Eye Movement Desensitisation and Reprocessing (EMDR) intervention in a disaster mental health care context.

この研究について無作為割付ではなく、診療記録をさかのぼって分析したものです。対照群は実在せず、治療を受けた時期の違いで代用しています。
効果を検証した研究非無作為化比較試験
著者
Saltini A.・Rebecchi D.・Callerame C.・Fernandez I.・Bergonzini E.・Starace F.
掲載誌
Psychology, health & medicine
巻号ページ
23巻3号285-294頁
発行年月日
2017年6月25日
PMID
28649868
技法
EMDR
研究デザイン
非無作為化比較試験

この研究のまとめ

P|対象

2012年の北イタリア・エミリアロマーニャ州の地震の被災者529名。

E|介入

EMDRの R-TEP(Recent Traumatic Episode Protocol)。被災から3か月以内に実施。

C|比較

比較対照:待機リスト群に相当する比較として、被災1か月以内に治療された群と1か月以降に治療された群をコホート分析で対比。

O|結果

治療後、早期治療群の65.8%、後期治療群の64.02%が改訂出来事インパクト尺度のカットオフを下回る水準まで改善した。対照群に相当する分析と時間との相関から、症状の改善は時間の経過ではなく治療によるものと考えられるとしている。著者らは、災害後の危機対応としてEMDRが選択肢になりうると述べている。

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