Selective Effects of Psychotherapy on Frontopolar Cortical Function in PTSD.
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Fonzo G.A.・Goodkind M.S.・Oathes D.J.・Zaiko Y.V.・Harvey M.・Peng K.K.・Weiss M.E.・Thompson A.L.・Zack S.E.・Mills-Finnerty C.E.・Rosenberg B.M.・Edelstein R.・Wright R.N.・Kole C.A.・Lindley S.E.・Arnow B.A.・Jo B.・Gross J.J.・Rothbaum B.O.・Etkin A.
- 掲載誌
- The American journal of psychiatry
- 巻号ページ
- 174巻12号1175-1184頁
- 発行年月日
- 2017年7月18日
- PMID
- 28715907
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある人66名。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。
C|比較
比較対照:待機リスト群(n=30)との無作為割付(PE群n=36)。安静時と、情動反応性・情動調整を調べる3課題の実施中に機能的MRIを撮像し、最終セッションの約4週後(待機リスト群は同程度の期間の後)に2回目の撮像を行って比較。
O|結果
治療に特異的な変化が認められたのは、否定的な画像を認知的に再評価する課題の実施中のみだった。心理療法は外側前頭極の活動と、腹内側前頭前皮質・腹側線条体との結合を高めた。前頭極の活動上昇が大きいほど、過覚醒症状と心理的ウェルビーイングの改善も大きかった。前頭極は治療後に安静時信号の時間的パターンの変化も多様になった。著者らは、否定的感情を意図的に調整する際の前頭極機能の変化が、PTSDにおける心理療法的変化の鍵となる機序の1つだと述べている。
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