PTSD Psychotherapy Outcome Predicted by Brain Activation During Emotional Reactivity and Regulation.

効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Fonzo G.A.・Goodkind M.S.・Oathes D.J.・Zaiko Y.V.・Harvey M.・Peng K.K.・Weiss M.E.・Thompson A.L.・Zack S.E.・Lindley S.E.・Arnow B.A.・Jo B.
掲載誌
The American journal of psychiatry
巻号ページ
1163-1174頁
発行年月日
2017年7月18日
PMID
28715908
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある方66名(持続エクスポージャー療法36名、待機リスト30名)。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE)。治療前に情動反応性と調整に関わる3課題を機能的MRIで測定。

C|比較

比較対照:待機リスト30名。無作為割付。

O|結果

待機リストと比べて治療に伴う症状低減が大きかった方は、治療前の時点で、情動反応時の背側前頭前野の活動が大きく、左扁桃体の活動が小さく、右背外側前頭前野への単発磁気刺激による左扁桃体の抑制が良好で、情動葛藤の調整時の腹内側前頭前野・腹側線条体の活動が大きかった。再評価に関わる活動は治療効果を有意に左右しなかった。著者らは、脅威を表層的に処理し情動的な干渉を適応的に和らげる際に前頭前野の資源が自発的に動員される度合いが、持続エクスポージャー療法から利益を得られるかを左右すると述べている。

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