Common mental disorders in asylum seekers and refugees: umbrella review of prevalence and intervention studies.

この研究について治療を受けない待機リスト群と比べては良好でしたが、他の治療と比べた場合はそうではなかった、という結果です。
効果を検証した研究システマティックレビュー全文が読めます
著者
Turrini G.・Purgato M.・Ballette F.・Nosè M.・Ostuzzi G.・Barbui C.
掲載誌
International journal of mental health systems
巻号ページ
11巻51
発行年月日
2017年8月25日
PMID
28855963
技法
NET
研究デザイン
システマティックレビュー

この研究のまとめ

P|対象

低・中・高所得国に定住した成人と子どもの庇護申請者・難民。

E|介入

NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)を含む心理社会的介入と薬物療法。

C|比較

比較対照:なし。既存のシステマティックレビューをまとめたアンブレラレビュー。有病率について13レビュー、介入の効力について14レビューを組み入れ。方法論的質はAMSTARチェックリストで評価。

O|結果

本アンブレラレビューが組み入れた27レビューでは、有病率にかなりのばらつきがあったものの、抑うつと不安はPTSDと少なくとも同程度に多く、庇護申請者・難民の最大40%を占めていた。心理社会的介入では認知行動的介入、とりわけNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)が最も多く研究されており、無活動の対照と比べては良好な転帰を示したが、活動的な対照と比べてはそうではなかった。著者らは、PTSDだけでなく抑うつ・不安その他にも焦点を当てた厳密な研究と、無治療だけでなく介入どうしを比較する研究が急務だと述べている。

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