Comorbid Posttraumatic Stress Disorder and Traumatic Brain Injury: Generalization of Prolonged-Exposure PTSD Treatment Outcomes to Postconcussive Symptoms, Cognition, and Self-Efficacy in Veterans and Active Duty Service Members.

この研究についてPTSDに加えて脳の外傷がある方が対象です。44名と小規模で、比べる相手の群はありません。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)
著者
Wolf G.K.・Mauntel G.J.・Kretzmer T.・Crawford E.・Thors C.・Strom T.Q.・Vanderploeg R.D.
掲載誌
The Journal of head trauma rehabilitation
巻号ページ
E53-E63
発行年月日
2018年
PMID
28926486
技法
PE
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDと軽度から重度の外傷性脳損傷を併せもつ現役兵17名と退役軍人27名(計44名)。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE)。

C|比較

比較対照:なし。臨床的有効性の事業評価データの事後解析。神経行動症状目録・鍵となる行動変化目録・症状管理の自己効力感・PTSDチェックリスト・ベック抑うつ質問票IIで評価。

O|結果

全ての転帰指標に有意な改善が認められ、効果量は大きかった(Cohen d は0.68〜2.02)。脳振盪後症状の改善(d=1.21)は、退役軍人省の軍務関連の障害認定の水準の低さと、持続エクスポージャー療法の完了と関連していた。著者らは、PTSDと外傷性脳損傷を併存する参加者への治療に伴う改善が、PTSDの転帰から脳振盪後症状やその他の外傷性脳損傷に関連する転帰へと般化するとし、良好な転帰は外傷性脳損傷の重症度・治療の場・退役軍人かどうかとは独立していたが、治療の完了と障害認定の水準の低さには依存していたと述べている。

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