Eye Movement Desensitization and Reprocessing and Slow Wave Sleep: A Putative Mechanism of Action.
この研究について治療の効果を測った研究ではなく、EMDRがなぜ効くのかという仮説を論じたものです。仮説の段階であり、検証された機序ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
- 著者
- Pagani M.・Amann B.L.・Landin-Romero R.・Carletto S.
- 掲載誌
- Frontiers in psychology
- 巻号ページ
- 1474-1477頁
- 発行年月日
- 2017年11月7日
- PMID
- 29163309
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある人。EMDRの作用機序に関する神経生理学的知見。
E|介入
EMDR。両側性刺激(眼球運動・交互のタッピング)中の脳波と、徐波睡眠中のデルタ波との類似に着目した考察。
C|比較
比較対照:なし。機序に関する仮説の提示。
O|結果
本稿は、徐波睡眠中に記録されるデルタ波と、EMDRの両側性刺激中に記録される波形が似ている点に着目した仮説を論じている。徐波睡眠が記憶の固定と離れた機能的ネットワークの再編に重要な役割をもつこと、眼球運動が外傷的なエピソード記憶を減らし新たな連合情報の再固定を促すと考えられることを整理し、他の理論や神経生物学的知見と照らして検討している。
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