Disorder- and Treatment-Specific Therapeutic Competence Scales for Posttraumatic Stress Disorder Intervention: Development and Psychometric Properties.

この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。調べられているのは治療の効き目ではなく、「治療者の力量を測るものさし」を作って検証したものです。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD尺度開発・妥当性検証
著者
Dittmann C.・Müller-Engelmann M.・Stangier U.・Priebe K.・Fydrich T.・Görg N.・Rausch S.・Resick P.A.・Steil R.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
30巻6号614-625頁
発行年月日
2017年11月27日
PMID
29178338
技法
CPT
研究デザイン
尺度開発・妥当性検証

この研究のまとめ

P|対象

子ども期の虐待に関連するPTSDを認知処理療法で治療した多施設研究の患者8名・録画された30セッション。

E|介入

(介入なし。治療者の力量を測る2つの評定尺度を開発し、心理測定的特性を検証する)

C|比較

比較対照:既存の認知療法尺度(CTS)。帰納的な手続きで疾患特異的・治療特異的な力量の評定尺度を構成し、2名の評定者が30セッションを評定。評定者間信頼性・内的一貫性・内容妥当性を算出。

O|結果

尺度は(全項目・合計得点とも)良好から優秀な評定者間信頼性(ICC=0.67〜0.97)と内的一貫性(Cronbach α=0.73〜0.92)を示した。PTSDの専門家による評定は良好な内的妥当性を確認した。治療の遵守(r=0.62〜0.85、p<0.001)と治療同盟(r=0.47、p<0.001)との統計的に有意な関連も認められた。

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