Intensive prolonged exposure therapy for chronic PTSD patients following multiple trauma and multiple treatment attempts.

この研究について対照群のない研究です。標準の持続エクスポージャー療法ではなく4日間に凝縮した集中型で、71%が反応した一方、29%は反応しなかったと報告されています。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Hendriks L.・de Kleine R.A.・Broekman T.G.・Hendriks G.J.・van Minnen A.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
9巻1号 論文番号1425574
発行年月日
2018年1月30日
PMID
29410776
技法
PE
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

複数の対人的な外傷を経験し、複数回の治療歴があり、ICD-11の複雑性PTSDに該当すると考えられる慢性PTSDの患者73名。

E|介入

集中型の持続エクスポージャー療法(iPE)。4日間で90分12セッション(集中期)の後、週1回90分4回のブースター(追加)セッション。

C|比較

比較対照:なし。CAPS-IVによるPTSD症状の重症度と診断の状態を、ベースライン・治療後・3か月後・6か月後に測定。治療反応の軌跡をクラスター分析で同定。

O|結果

CAPS-IV得点の混合モデル反復測定の解析では、ベースラインから治療後にかけてPTSD症状の重症度が低下し(p<0.001)、3か月後と6か月後の追跡でも大きな効果量(Cohen d>1.2)で持続した。71%が反応した。集中期の脱落はなく、ブースター期も5%にとどまった。有害事象は極めて少なく、症状の悪化を示したのは少数だった。クラスター分析では、速やかな反応者13%・緩やかな反応者26%・部分的な反応者32%・無反応者29%の4つの軌跡が示された。居住状況とセッション間の恐怖の馴化が転帰を予測した。

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