Augmenting treatment efficiency in exposure therapy for PTSD: a randomized double-blind placebo-controlled trial of yohimbine HCl.

この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が共著の研究です。調べているのは薬を足したときの上積みで、どちらの群も持続エクスポージャー療法自体は受けています。PTSD症状には上積みが認められませんでした。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Tuerk P.W.・Wangelin B.C.・Powers M.B.・Smits J.A.J.・Acierno R.・Myers U.S.・Orr S.P.・Foa E.B.・Hamner M.B.
掲載誌
Cognitive behaviour therapy
巻号ページ
351-371頁
発行年月日
2018年2月15日
PMID
29448886
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

戦闘に関連するPTSDのある男性26名。

E|介入

ヨヒンビン塩酸塩の単回投与を初回イメージ曝露の前に行い、その後に標準の持続エクスポージャー療法を実施(上乗せ)。

C|比較

比較対照:偽薬。二重盲検・偽薬対照の無作為化パイロット試験。主要評価項目は投与・曝露の1週間後のトラウマ手がかりによる心拍反応性。

O|結果

仮説どおり、ヨヒンビンは投与・曝露の当日に客観的・主観的な覚醒を高め、1週間後のトラウマ手がかりによる心拍反応性を低下させた。単回投与はセッション間の馴化も大きくし、治療経過を通じて抑うつのより速い改善をもたらしたが、PTSDについてはそうならなかった。著者らは、ヨヒンビンによる曝露療法の増強の研究を続ける根拠があるとしている。

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