Eye movement desensitization and reprocessing as a treatment for PTSD: current neurobiological theories and a new hypothesis.

この研究について仕組みについての仮説を示した総説で、確かめられた機序ではありません。選び方の基準は抄録には示されていません。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説
著者
Calancie O.G.・Khalid-Khan S.・Booij L.・Munoz D.P.
掲載誌
Annals of the New York Academy of Sciences
巻号ページ
オンライン先行公開(巻号は未付与)
発行年月日
2018年6月21日
PMID
29931688
技法
EMDR
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある人。EMDRの神経生物学的な機序に関する文献。

E|介入

EMDR。作業記憶・半球間の連絡・覚醒の低下・記憶の再固定という既存の説を整理し、新しい仮説を提示。

C|比較

対象とした研究:EMDRの神経生物学的機序に関する既存の理論と、滑動性追跡眼球運動・予測性サッカードの神経基盤に関する研究。選択基準は抄録には示されていない。

O|結果

本総説は、EMDRの機序として提案されてきた作業記憶・半球間の連絡・覚醒の低下・記憶の再固定の各説を整理している。そのうえで、両側性の予測的な眼球運動がデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)と小脳の活性化を支えるのであれば、脳をその状態に移す治療は記憶の検索・弛緩・連合学習を助けうるという仮説を提示している。感覚刺激のタイミングが治療効果に関わる可能性があり、患者ごとのサッカード特性に応じて調整しうると論じている。

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