Impact of NET on torture survivors in the MENA region.
この研究について比較する群はなく、症状の評価は治療を行った本人が行っています。抄録に人数の記載もありません。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)
- 著者
- Hansen A.K.V.・Hansen-Nord N.S.・Smeir I.・Engelkes-Heby L.・Modvig J.
- 掲載誌
- Torture : quarterly journal on rehabilitation of torture victims and prevention of torture
- 巻号ページ
- 27巻3号49-63頁
- 発行年月日
- 2017年
- PMID
- 30043768
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
中東・北アフリカ地域(ヨルダン・パレスチナ・エジプト・レバノン・イラク・チュニジア・リビア・スーダン・シリア)の拷問リハビリテーションセンターの拷問生存者。研修を受けたアラビア語圏の医療専門職44名が担当。2013〜2016年。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。デンマークの拷問反対研究所DIGNITYと協力機関による研修プログラムを通じて提供。
C|比較
比較対照:なし。全センターを対象とする多施設研究。社会人口学的変数・拷問曝露・心身の健康指標を収集し、NETの前後と4か月後にNET治療者が精神症状を評価して平均を比較。
O|結果
本研究は、外傷後ストレスをはじめとする心理的症状の平均的な負荷に、統計的に有意な低減が認められたと報告している。著者らは、NETが主に高所得国の庇護申請者と難民に用いられてきたのに対し、戦争と避難によるニーズに保健体制が追いつかない中東・北アフリカ地域での拷問生存者への効果の根拠が乏しいことを背景に挙げている。
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