Homework Completion, Patient Characteristics, and Symptom Change in Cognitive Processing Therapy for PTSD.
この研究について治療の効果ではなく、宿題への取り組みが結果に関わるかを調べた研究です。関連を見たもので、宿題をさせれば良くなるという証明ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Stirman S.W.・Gutner C.A.・Suvak M.K.・Adler A.・Calloway A.・Resick P.
- 掲載誌
- Behavior therapy
- 巻号ページ
- 741-755頁
- 発行年月日
- 2017年12月9日
- PMID
- 30146141
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDと診断された女性140名。
E|介入
認知処理療法(CPT)。各セッションで宿題を課す。
C|比較
比較対照:なし。2つの無作為化比較試験の二次解析。各セッションの冒頭で宿題の完了頻度を、1セッションおきにPTSD症状を評価。区分線形成長モデルで関係を検討。
O|結果
認知処理療法の版(筆記によるトラウマの記述の有無)は、宿題への取り組みと転帰の関係を左右しなかった。治療前のPTSD症状が強いほど第1セッションの宿題の完了が多かったが、他の時点では症状は完了を予測しなかった。第2・第3セッション後の宿題の完了が多いほど、第2から第4セッションまでのPTSDの変化は小さかったが、治療前後の変化は大きかった。第2・第3セッション後の宿題の完了は、教育年数の少ない患者でより大きな症状の変化と関連していた。第8・第9セッション後の宿題の完了が多いほど、その後のPTSDの減少が大きかった。宿題の平均的な完了はクライエントの特性と関連しなかった。治療の後半では宿題への取り組みが脱落の少なさと関連していた。
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