Eye Movement Desensitization and Reprocessing Versus Treatment as Usual in the Treatment of Depression: A Randomized-Controlled Trial.
この研究についてPTSDではなくうつ病が対象です。検証されているのはEMDRそのものではなく、通常の入院治療にEMDRを加える上乗せの効果です。両群とも通常の入院治療を受けています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Hase M.・Plagge J.・Hase A.・Braas R.・Ostacoli L.・Hofmann A.・Huchzermeier C.
- 掲載誌
- Frontiers in psychology
- 巻号ページ
- 9巻881-887頁
- 発行年月日
- 2018年8月14日
- PMID
- 30186192
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
心身医学・心理療法の入院治療を受けているうつ病の患者30名。多施設試験(EDEN研究)の一部。
E|介入
EMDRを通常治療(TAU)に上乗せ(14名)。
C|比較
比較対照:通常治療のみ(16名)。無作為割付。ベック抑うつ質問票(BDI-II)とSCL-90-Rの全般重症度指標・抑うつ下位尺度で評価。
O|結果
EMDR+通常治療の群は、通常治療のみの群よりBDI-IIと全般重症度指標で有意に大きく改善した。抑うつ下位尺度では、EMDR群に有利な差が有意傾向にとどまった。EMDR群では14名中7名がBDI-II 9点未満(完全寛解とみなされる水準)まで改善したのに対し、通常治療群では16名中4名であった。
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