The effect of childhood sexual assault history on outpatient cognitive processing therapy for military sexual trauma-related posttraumatic stress disorder: A preliminary investigation.
この研究について治療の効果ではなく、子どもの頃の性被害の既往が治療の効き方を左右するかを調べた研究です。左右しませんでした。32名と小規模の予備的な検討です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Holder N.・Holliday R.・Surís A.
- 掲載誌
- Stress and health : journal of the International Society for the Investigation of Stress
- 巻号ページ
- 35巻1号98-103頁
- 発行年月日
- 2018年11月6日
- PMID
- 30259650
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
軍隊内の性的トラウマに関連するPTSDのある退役軍人32名(男性9名・女性23名)。
E|介入
外来の認知処理療法(CPT)。
C|比較
比較対照:なし。無作為化臨床試験の二次解析。子ども時代の性的暴行の既往の有無で比較。自己評定のPTSD症状を治療前・治療中・治療終了後6か月まで評価。出席セッション数と治療の完了も検討。
O|結果
階層線形モデルによる解析の結果、子ども時代の性的暴行の既往のある退役軍人もない退役軍人も認知処理療法から恩恵を受けており、既往は治療反応を有意に予測しなかった。また出席セッション数と治療の完了も既往の有無によって有意には変わらなかった。著者らは、この予備的な所見が、子ども時代の性的暴行の既往にかかわらず、軍隊内の性的トラウマに関連するPTSDのある退役軍人への外来の認知処理療法の耐えやすさと効力を支持すると述べている。
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