Trauma Stabilisation as a Sole Treatment Intervention for Post-Traumatic Stress Disorder in Southeast Asia.
この研究について調べられているのはEMDRそのものではなく、その訓練に含まれる「安定化」の技法だけです。比べる相手の群はなく、抄録には人数も効果の数字も示されていません。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査全文が読めます
- 著者
- Eichfeld C.・Farrell D.・Mattheß M.・Bumke P.・Sodemann U.・Ean N.・Phoeun B.・Direzkia Y.・Firmansyah F.・Sumampouw N.E.J.・Mattheß H.
- 掲載誌
- The Psychiatric quarterly
- 巻号ページ
- 90巻1号63-88頁
- 発行年月日
- 2019年3月
- PMID
- 30267358
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 後ろ向きコホート・診療記録調査
この研究のまとめ
P|対象
東南アジアの成人のPTSDのクライエント。Trauma Aid Germany が心理外傷学の訓練をした治療者37名が担当。
E|介入
トラウマ安定化技法のみ(心理教育を含む)。EMDRにもとづく訓練の一部。
C|比較
比較対照:なし。トラウマへの直面化の介入を受けた参加者は解析から除外。ハーヴァード・トラウマ質問票で治療前後にPTSDをスクリーニング。
O|結果
単独の治療介入としてのトラウマ安定化は、PTSDの診断を和らげる点で非常に有効であった。結果は臨床群と閾値下のトラウマ群の双方でPTSD症状が減少したことを示している。著者らは、このデータが、単独の治療介入としてのトラウマ安定化がPTSDに安全・有効・効率的で十分な治療介入であることを示唆するとし、さらに安定化の介入は適用される文化的・霊的な文脈に合わせて安全・柔軟に適応できる利点があると述べている。教育と学習、準専門職や他の医療専門職の活用の可能性にも示唆をもつとしている。
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