Heterogeneity of treatment dropout: PTSD, depression, and alcohol use disorder reductions in PTSD and AUD/SUD treatment noncompleters.
この研究について主に測っているのは治療の効果ではなく、途中でやめた方がそれまでにどう変わっていたかです。対象は中断した22名のみで、比べる相手となる群はありません。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Szafranski D.D.・Gros D.F.・Acierno R.・Brady K.T.・Killeen T.K.・Back S.E.
- 掲載誌
- Clinical psychology & psychotherapy
- 巻号ページ
- 218-226頁
- 発行年月日
- 2018年12月13日
- PMID
- 30419153
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDとアルコール使用障害が併存する退役軍人のうち、12回のプロトコルを完了しなかった22名(標本の43%)。
E|介入
COPE(持続エクスポージャー療法を用いたPTSDと物質使用障害の同時治療。12セッション)。
C|比較
比較対照:なし。中断者のなかで、臨床的に意味のある変化の基準と良好な最終状態の基準の2つの方法で症状変化を検討。
O|結果
治療を中断した人のかなりの割合が、中断前にPTSD(40〜59%)、アルコール使用障害(66%)、抑うつ(45〜68%)について臨床的に意味のある改善を示し、あるいは良好な最終状態の基準を満たしていた。症状が改善した参加者は、改善しなかった参加者よりセッションへの出席回数が多く、イメージ曝露をより多く完了していた。著者らは、治療の中断が常に否定的な成績と結びつくという考えに疑問を投げかけるとしている。
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