A naturalistic study exploring mental health outcomes following trauma-focused treatment among diverse survivors of crime and violence.
この研究についてくじ引きで群を分けた研究ではなく、実際の臨床の記録を分析したものです。持続エクスポージャー療法が他より優れているという結果ではありません。
効果を検証した研究非無作為化比較試験
- 著者
- Ghafoori B.・Wolf M.G.・Nylund-Gibson K.・Felix E.D.
- 掲載誌
- Journal of affective disorders
- 巻号ページ
- 245巻617-625頁
- 発行年月日
- 2018年11月5日
- PMID
- 30445387
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 非無作為化比較試験
この研究のまとめ
P|対象
通常の臨床ケアを求める犯罪と暴力の被害者526名の外来標本。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。
C|比較
比較対照:認知行動療法・折衷的療法・人間中心療法(PCT)。自然主義的研究。5時点の評価で脱落と症状の改善を、記述的比較とパターン混合の多群成長モデルで検討。
O|結果
人間中心療法は、認知行動療法や折衷的治療と比べて完了したセッション数が有意に多く、脱落率が最も低かった(41.75%)。全ての治療群でPTSD症状の改善が報告され、療法の種類による有意差は認められなかった。抑うつについては、第3セッションの後に脱落した人間中心療法のクライエントの改善の速度が、同じく脱落した折衷的治療のクライエントより有意に急であった。治療に長くとどまったクライエントは、早く脱落したクライエントより症状の減少が大きかった。著者らは、各治療群の標本が小さいため変化を検出する検定力が限られていた可能性があるとしつつ、地域の場で提供される複数のトラウマ焦点化治療が有意な症状の改善をもたらしうると述べている。
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