Examining Changes in Sexual Functioning after Cognitive Processing Therapy in a Sample of Women Trauma Survivors.

この研究について主に測っているのはPTSD症状ではなく性機能です。比べているのは治療の種類ではなくオンラインか対面かなので、改善が治療によるものかを確かめる群はありません。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Wells S.Y.・Glassman L.H.・Talkovsky A.M.・Chatfield M.A.・Sohn M.J.・Morland L.A.・Mackintosh M.A.
掲載誌
Women's health issues : official publication of the Jacobs Institute of Women's Health
巻号ページ
29巻1号72-79頁
発行年月日
2018年11月16日
PMID
30455090
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

トラウマを経験した一般市民と退役軍人の女性126名。

E|介入

認知処理療法(CPT)。オフィスからのテレビ会議または従来の対面で提供。

C|比較

比較対照:提供方式どうしの比較。無作為割付。PTSDの転帰は治療前後、性機能の転帰は治療前から3か月後の追跡までを、多群の構造方程式モデリングで比較。指標トラウマが性的か否かによる違いも検討。

O|結果

治療前のPTSD症状が強いほど、治療前の性的満足が低いことが予測された。性的満足・覚醒・欲求は認知処理療法の後に改善し、退役軍人か否かや指標トラウマの種類(性的か非性的か)はこの関係を弱めなかった。PTSD症状の減少が大きい女性ほど、性的満足・覚醒・欲求の改善も大きかった。著者らは、認知処理療法がトラウマを経験した女性の性機能を改善しうるという予備的な支持を与えるとし、臨床家は開示を促し治療計画を立てるために性機能を評価すべきだと述べている。

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