Genetic variation is associated with PTSD risk and aversive memory: Evidence from two trauma-Exposed African samples and one healthy European sample.

この研究について治療の効果ではなく、遺伝子の違いとPTSDのなりやすさの関連を調べた研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
著者
Wilker S.・Schneider A.・Conrad D.・Pfeiffer A.・Boeck C.・Lingenfelder B.・Freytag V.・Vukojevic V.・Vogler C.・Milnik A.・Papassotiropoulos A.・de Quervain D.J.
掲載誌
Translational psychiatry
巻号ページ
8巻1号717-730頁
発行年月日
2018年11月22日
PMID
30467376
技法
NET
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

北ウガンダの反乱戦争の生存者924名、ルワンダのジェノサイド生存者370名、スイスの健常者2,698名。NETで治療されたPTSD患者90名。

E|介入

NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。遺伝的多型とPTSDの危険・嫌悪記憶の関連を検討。

C|比較

比較対照:なし。ゲノムワイド関連解析を行い、独立した標本で再現を検討。

O|結果

ゲノムワイド関連解析により、生涯のPTSD発症の危険に関して示唆的に有意な一塩基多型が7つ同定された(p ≤ 1×10⁻⁵)。うち染色体5番のrs3852144の関連が、ルワンダのジェノサイド生存者370名で再現された(p < 0.01)。トラウマ体験が積み重なるほどPTSDの危険は高まったが、マイナーなG対立遺伝子の保有によって脆弱性は相加的に低下した。対応して、スイスの健常者2,698名でも、マイナーなG対立遺伝子の数が多いほど嫌悪的な画像の記憶は低下した。

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