SMART-CPT for veterans with comorbid post-traumatic stress disorder and history of traumatic brain injury: a randomised controlled trial.

この研究についてPTSDに加えて脳のけがの既往がある方が対象です。標準の認知処理療法は比べる相手として置かれ、記憶や注意の改善という点では組み合わせ版に劣りました。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Jak A.J.・Jurick S.・Crocker L.D.・Sanderson-Cimino M.・Aupperle R.・Rodgers C.S.・Thomas K.R.・Boyd B.・Norman S.B.・Lang A.J.・Keller A.V.・Schiehser D.M.
掲載誌
Journal of neurology, neurosurgery, and psychiatry
巻号ページ
90巻3号333-341頁
発行年月日
2018年12月15日
PMID
30554135
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDと軽度から中等度の外傷性脳損傷の既往があり認知の訴えのある退役軍人100名。

E|介入

標準の認知処理療法(CPT)。12週間の個別提供。

C|比較

比較対照:CogSMART の代償的認知訓練を認知処理療法に統合した混成治療(SMART-CPT)。無作為割付。心理・神経行動・神経心理学的評価を治療前・治療終了時・3か月後に実施。

O|結果

認知処理療法とSMART-CPTはいずれも、PTSDと脳振盪後症状の臨床的に意味のある減少と生活の質の改善をもたらした。SMART-CPTは、注意/作業記憶・言語性学習/記憶・新奇な問題解決という神経心理学的領域でさらなる改善をもたらした。著者らは、認知処理療法に代償的な認知訓練の方略を組み合わせたSMART-CPTが、PTSDと神経行動の症状を減らすとともに、認知機能の改善という付加価値をもたらすと述べている。

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