Pilot Trial of a Combined Cognitive Processing Therapy and Smoking Cessation Treatment.

この研究について検証されているのは認知処理療法そのものではなく、禁煙の治療に認知処理療法を加える上乗せの効果です。両群とも同じ禁煙治療を受けています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Dedert E.A.・Resick P.A.・Dennis P.A.・Wilson S.M.・Moore S.D.・Beckham J.C.
掲載誌
Journal of addiction medicine
巻号ページ
13巻4号322-330頁
発行年月日
2019年
PMID
30664539
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

喫煙しており、両方の治療を始める意思のあるPTSDの退役軍人40名。

E|介入

トラウマ焦点化の認知処理療法(CPT)と禁煙のカウンセリング・薬物療法を組み合わせた治療。

C|比較

比較対照:CPTを含まない同じ禁煙治療。無作為割付の予備試験。生化学的に確認した7日間時点禁煙率と、PTSD・抑うつ症状を測定。

O|結果

治療終了時と6か月後の禁煙率は両治療で同程度であった。比較条件と比べて、CPTと禁煙治療を組み合わせた条件は治療終了時のPTSD症状の減少に中〜大の効果量(Cohen d=0.718、95%信頼区間 0.078〜1.358)を示したが、6か月後には縮小した(d=0.306、−0.334〜0.946)。抑うつ症状の減少は大きく、6か月後まで維持された(d=1.007、0.367〜1.647)。

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