Health-economic benefits of treating trauma in psychosis.

この研究について治療の効果に加えて費用も調べた研究です。精神病のある方にPTSDの治療を加えると、費用が下がって成績も良くなるという結果です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
de Bont P.A.J.M.・van der Vleugel B.M.・van den Berg D.P.G.・de Roos C.・Lokkerbol J.・Smit F.・de Jongh A.・van der Gaag M.・van Minnen A.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
10巻1号360-376頁
発行年月日
2019年1月21日
PMID
30719237
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

精神病性障害の診断があり、PTSDを併存する患者155名。

E|介入

EMDR(55名)。通常のケアに加えて実施。

C|比較

比較対照:持続エクスポージャー療法53名、待機リスト47名。無作為割付。ベースライン・2か月・6か月に評価。TiC-P面接で医療費と生産性損失を算出。

O|結果

待機リストと比べた1人6か月あたりの費用は、EMDRが1,410ユーロ、持続エクスポージャー療法が501ユーロ低かった。またEMDRは0.052、持続エクスポージャー療法は0.051の質調整生存年(QALY)の増分をもたらし(いずれもp=0.035)、PTSDの診断消失の確率はEMDRで26%(p=0.008)、持続エクスポージャー療法で22%(p=0.023)高かった。感度分析でも同様の結果であった。

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