Anterior hippocampal volume predicts affect-focused psychotherapy outcome.

この研究について主に測っているのは症状ではなく、脳の海馬の大きさが治療の効きやすさを予測するかです。持続エクスポージャー療法は「曝露系」としてまとめられています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Suarez-Jimenez B.・Zhu X.・Lazarov A.・Mann J.J.・Schneier F.・Gerber A.・Barber J.P.・Chambless D.L.・Neria Y.・Milrod B.・Markowitz J.C.
掲載誌
Psychological medicine
巻号ページ
396-402頁
発行年月日
2019年2月18日
PMID
30773148
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDの患者35名とパニック症の患者24名。2つの独立した臨床試験。

E|介入

持続エクスポージャー療法(曝露にもとづく治療の側。対人関係療法など情動焦点の治療と対比される)。

C|比較

比較対照:情動焦点の治療(対人関係療法・パニック焦点化精神力動的心理療法)。無作為割付前に構造MRIを撮像し、海馬前部・後部の体積と治療成績の関係を回帰で検討。

O|結果

ベースラインの海馬全体の体積は、いずれの治療でも治療後の臨床重症度を予測しなかった。情動焦点の治療では海馬前部の体積が臨床的改善を予測した一方、曝露にもとづく治療では予測しなかった。海馬前部が小さいほど情動焦点の治療での改善が大きかった。

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