The Impact of Military Status on Cognitive Processing Therapy Outcomes in the Community.

この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。軍関係の方と民間の方を比べたもので、無作為に割り当てたものではありません。トラウマの種類や背景が異なるため、その違いが結果に影響している可能性があります。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD非無作為化比較試験
著者
Dillon K.H.・LoSavio S.T.・Henry T.R.・Murphy R.A.・Resick P.A.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
32巻2号330-336頁
発行年月日
2019年3月20日
PMID
30892748
技法
CPT
研究デザイン
非無作為化比較試験

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある人199名。民間人136名と、現役軍人・退役軍人63名。

E|介入

CPT(認知処理療法)。CPTの訓練中の地域の医療者が実施。

C|比較

比較対照:民間人と軍関係者の比較。治療の完了率とPTSD・抑うつ症状の低減を比較。

O|結果

軍関係の参加者は民間人と同程度に治療を完了する見込みだった(対数オッズ比 = 0.14、p = 0.648)。軍関係の参加者もPTSD(B = −2.53、p < 0.001)と抑うつ症状(B = −0.65、p < 0.001)の低減を示したが、民間人と比べると症状の低減は小さかった(PTSD症状 B = 1.15、p = 0.015/抑うつ症状 B = 0.29、p = 0.029)。さらに、ばらつきの推定値は、医療者による治療の結果のばらつきが大きいことを示していた。

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