The Association Between Negative Trauma-Related Cognitions and Pain-Related Functional Status Among Veterans With Posttraumatic Stress Disorder and Alcohol Use Disorder.

この研究について治療は行われていない調査です。持続エクスポージャー療法や認知処理療法は、考察のなかで今後の介入の候補として名前が挙がっているだけです。
効果を検証した研究対象:PTSD横断研究・調査全文が読めます
著者
Curry I.・Malaktaris A.L.・Lyons R.・Herbert M.S.・Norman S.B.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
317-322頁
発行年月日
2019年3月26日
PMID
30913347
技法
PE
研究デザイン
横断研究・調査

この研究のまとめ

P|対象

PTSDとアルコール使用障害の治療を求める退役軍人137名。

E|介入

(介入なし。トラウマ関連の否定的認知と痛みに関わる機能状態の関連を調べる)

C|比較

比較対照:なし。階層的重回帰で、PTSD症状重症度と飲酒頻度を統制した上でトラウマ関連の否定的認知と痛みの強さ・痛みによる障害の関連を検討。

O|結果

トラウマ関連の否定的認知(例:「自分はまったく無能だ」)の水準が高いほど、PTSD症状重症度と飲酒頻度を統制した後でも痛みの強さが高かった(総R²=0.07、ΔR²=0.06)。さらに仮説どおり、否定的認知の水準が高いほど、PTSD症状重症度・飲酒頻度・痛みの強さを統制した後でも痛みによる障害が高かった(総R²=0.46、ΔR²=0.03)。著者らは、否定的認知に取り組む介入(持続エクスポージャー療法や認知処理療法など)が痛みの強さと障害に与える影響を今後の研究で探るべきだとしている。

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