Randomised controlled trial comparing narrative exposure therapy with present-centred therapy for older patients with post-traumatic stress disorder.
この研究について33名と小規模で、治療直後の比較ではこの技法より比較対照のほうが優るという結果でした。追跡時にはその差は消えています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Lely J.C.G.・Knipscheer J.W.・Moerbeek M.・Heide F.J.J.T.・Bout Jvd・Kleber R.J.
- 掲載誌
- The British journal of psychiatry : the journal of mental science
- 巻号ページ
- 214巻6号369-377頁
- 発行年月日
- 2019年4月8日
- PMID
- 30957736
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある55歳以上の外来患者33名。西ヨーロッパ。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。11セッション(18名)。
C|比較
比較対照:現在中心療法(PCT)11セッション 15名。無作為割付。
O|結果
区分線形の混合効果成長モデルでは、治療直後のCAPS合計得点で中程度の治療間効果量(Cohen d=0.44)が認められ、現在中心療法のほうが優っていた。ただし追跡時には治療間の有意差は認められなかった。脱落率は低く(NET 6.7%、現在中心療法 14.3%)、苦痛の増加を理由に研究から脱落した参加者はいなかった。著者らは、高齢者に対して両者とも安全で効力のある治療と思われ、現在中心療法は侵襲的でなく、NETは生涯を見渡した形でのイメージ・エクスポージャーを可能にするため、選択的に提供することで患者とのマッチングを最適化できると述べている。
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