Comparing PTSD treatment retention among survivors of military sexual trauma utilizing clinical video technology and in-person approaches.

この研究について治療の効果ではなく、遠隔と対面で治療を続けられる割合を比べた研究です。形式は本人が選んでおり、無作為に振り分けたものではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査
著者
Valentine L.M.・Donofry S.D.・Broman R.B.・Smith E.R.・Rauch S.A.・Sexton M.B.
掲載誌
Journal of telemedicine and telecare
巻号ページ
26巻7-8号443-451頁
発行年月日
2019年4月11日
PMID
30975048
技法
PE
研究デザイン
後ろ向きコホート・診療記録調査

この研究のまとめ

P|対象

軍隊内での性的トラウマの後にPTSDとなった退役軍人171名(うち18.1%が遠隔の臨床ビデオ技術を利用)。

E|介入

認知処理療法(CPT)または持続エクスポージャー療法(PE)。臨床ビデオ技術(CVT)による遠隔実施、または対面での実施。

C|比較

比較対照:対面実施の群。手順の完全な完了と、最低限適切なケアのセッション数の達成を比較。カプラン・マイヤー法で脱落の速さも検討。

O|結果

手順の完全な完了率は実施形式によって有意には異ならなかった。一方、最低限適切なケアの達成では遠隔利用者のほうが有意に少なかった。脱落の速さにも有意な違いがあり、遠隔群は治療の早い段階でセッションごとの脱落が多かった。遠隔治療からの離脱は、初期のイメージ曝露やトラウマ体験の記述の時期と重なっていた。著者らは、遠隔で行う提供者は関係づくりと予想される障壁への対処にとくに注意が要ると述べている。

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