Enhancing Completion of Cognitive Processing Therapy for Posttraumatic Stress Disorder with Quetiapine in Veterans with Mild Traumatic Brain Injury: a Case Series.
この研究について無作為割付ではなく、薬を併用した場合に治療を続けられるかを診療記録から見たものです。この技法単独の効果を測った研究ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究
- 著者
- Baig M.R.・Wilson J.L.・Lemmer J.A.・Beck R.D.・Peterson A.L.・Roache J.D.
- 掲載誌
- The Psychiatric quarterly
- 巻号ページ
- 90巻2号431-445頁
- 発行年月日
- 2019年6月
- PMID
- 31054021
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
軽度外傷性脳損傷と戦闘関連PTSDのある成人退役軍人50名(男性48名96%、平均36歳)。第一選択薬を2剤以上試みて効果がなく、トラウマ焦点化療法を以前は断った方。
E|介入
CPT(認知処理療法)。抗覚醒薬(バルプロ酸8名、リスペリドン17名、クエチアピン25名)を併用し、週1回の個人CPTに紹介。
C|比較
比較対照:なし。3剤の間でCPTの継続・完了率を比較した事例集積。
O|結果
クエチアピンを最初に処方された患者のうち18名(86%)がCPTに十分に取り組んで完了した一方、バルプロ酸・リスペリドンではいずれも完了者がいなかった。CPTを完了した患者では、PTSDチェックリストの得点が平均25低下し(95%信頼区間 30〜20)、9名(50%)がPTSDの基準を満たさなくなった。著者らは、クエチアピンがCPTを促進する補助薬として支持される予備的な知見であり、実際的な試験が必要だと述べている。
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