Reduction in Suicidal Ideation from Prolonged Exposure Therapy for Adolescents.
この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が共著の研究です。治療の主な効果ではなく、治療にともなって自殺念慮がどう変わるかを調べた解析です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
- 著者
- Brown L.A.・Belli G.・Suzuki N.・Capaldi S.・Foa E.B.
- 掲載誌
- Journal of clinical child and adolescent psychology : the official journal for the Society of Clinical Child and Adolescent Psychology, American Psychological Association, Division 53
- 巻号ページ
- 49巻5号651-659頁
- 発行年月日
- 2019年5月31日
- PMID
- 31150295
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
性暴力被害によるPTSDのある青年期の女性61名(55%が黒人、平均15.3±1.5歳)。約40%がベースラインで自殺念慮を報告。
E|介入
青年向けの持続エクスポージャー療法(PE-A)。31名。
C|比較
比較対照:クライエント中心療法(CCT)群30名。無作為割付の試験の二次的な解析。治療前後・毎セッション・追跡時に自殺念慮・抑うつ・PTSDを測定。
O|結果
全参加者を通じて治療中に自殺念慮の有意な低下が認められた。治療期間と条件の交互作用が有意で(p < 0.05、d = 0.52)、PE-AのほうがCCTより自殺念慮の低下が急だった。治療中と追跡時のPTSD(d = 0.26〜0.54)と抑うつ症状(d = 0.54〜0.81)の低下の大きさは、自殺念慮の低下の速さと関連していた。著者らは、現在の企図をともなわない自殺念慮のある青年はPE-Aから利益を得られる可能性があると述べている。
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