Patterns and temporal precedence of symptom change during cognitive processing therapy for military sexual trauma-related posttraumatic stress disorder.
この研究について治療の効果ではなく、治療中に症状がどんな順番で変わっていくかを調べた研究です。32名と小規模です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Holder N.・Holliday R.・Wiblin J.・Surís A.
- 掲載誌
- Behavioural and cognitive psychotherapy
- 巻号ページ
- 47巻5号541-547頁
- 発行年月日
- 2019年3月12日
- PMID
- 31230602
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
軍隊内の性的トラウマに関連するPTSDのある退役軍人32名。
E|介入
認知処理療法(CPT)。
C|比較
比較対照:なし。無作為化臨床試験の二次解析。交差遅延パネル分析と階層線形モデルで、各症状群が他の症状群のその後の変化を予測するかを検討。
O|結果
全ての症状群が対数的な変化の型をたどった。過覚醒症状は回避症状の変化を予測し、時間的にも先行することが見いだされたが、再体験症状についてはそうではなかった。再体験症状と回避症状は他の症状群の変化を予測しなかった。著者らは、これらの所見が、過覚醒症状を標的として減らすことが認知処理療法によるPTSDの介入の鍵となる要素かもしれないという初期の支持を与えるとし、再体験症状の変化を予測する要因の特定にはさらなる研究が必要だと述べている。
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