Brief novel therapies for PTSD: Written Exposure Therapy.

この研究について認知処理療法には不利な指摘(途中でやめる方の割合が39%対6%)を含みます。主題は認知処理療法ではなく、比較相手となった書字曝露療法です。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説全文が読めます
著者
Thompson-Hollands J.・Marx B.P.・Sloan D.M.
掲載誌
Current treatment options in psychiatry
巻号ページ
6巻2号99-106頁
発行年月日
2019年6月5日
PMID
31245252
技法
CPT
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

PTSDの患者(退役軍人を含む)。

E|介入

書字曝露療法(WET。5セッションの曝露にもとづく介入。認知処理療法と非劣性を比較された)。

C|比較

対象とした研究:書字曝露療法の開発の経緯と、認知処理療法との比較を含む既存の評価の整理。

O|結果

本稿は、書字曝露療法が患者・治療者の時間を多く要さずセッション間の課題も不要な効率的な介入であり、退役軍人を含むPTSDのある人に統計的にも臨床的にも有意な症状の変化をもたらすと整理している。書字曝露療法は、より集中的な治療である認知処理療法に対して非劣性が示されてきたとしている。さらに、書字曝露療法は認知処理療法と比べて治療脱落率が大幅に低かった(6%対39%)。年齢・性別・併存する抑うつ・推定全検査IQにかかわらず同等に機能したとも述べている。

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