Do adjuvant interventions improve treatment outcome in adult patients with posttraumatic stress disorder receiving trauma-focused psychotherapy? A systematic review.

この研究について効果が調べられているのは、これらのトラウマ焦点化療法に付け足す補助的な介入のほうです。著者ら自身が「結論は出せない」と書いています。
対象:PTSDシステマティックレビュー全文が読めます
著者
Michael T.・Schanz C.G.・Mattheus H.K.・Issler T.・Frommberger U.・Köllner V.・Equit M.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
10巻1号 論文番号1634938
発行年月日
2019年7月24日
PMID
31489131
技法
EMDR
研究デザイン
システマティックレビュー

この研究のまとめ

P|対象

トラウマ焦点化心理療法を受ける成人のPTSD患者。13件の無作為化比較試験。

E|介入

EMDR(トラウマフォーカスト認知行動療法とともに第一選択とされるトラウマ焦点化心理療法。本レビューではそこに上乗せする補助的介入を検討)。

C|比較

対象とした研究:PubMed・PILOTS・Web of Science・Cochrane を検索。トラウマ焦点化心理療法に補助的介入を加えることで症状の低減が増すかを調べた対照試験13件。Cochrane のバイアスリスク評価。

O|結果

本レビューによれば、大半の研究は主に標本が小さいことから内的バイアスの危険が大きく、現時点の実証的根拠から強い結論は導けない。予備的な根拠として、運動とコルチゾールの投与がPTSD症状の低減に上乗せの効果をもちうることが示唆された。呼吸バイオフィードバックには上乗せ効果の傾向と、症状低減の加速の効果が認められた。著者らは、補助的介入について根拠にもとづく臨床上の推奨を現時点で定式化することはできないと述べている。

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