Psychological Interventions for Individuals Bereaved by Homicide: A Systematic Review.
効果を検証した研究システマティックレビュー
- 著者
- Alves-Costa F.・Hamilton-Giachritsis C.・Christie H.・van Denderen M.・Halligan S.
- 掲載誌
- Trauma, violence & abuse
- 巻号ページ
- 22巻4号793-803頁
- 発行年月日
- 2019年10月22日
- PMID
- 31640488
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- システマティックレビュー
この研究のまとめ
P|対象
殺人または傷害致死により近親者を亡くした遺族。
E|介入
EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)。抄録では認知行動療法・再構成的語り直し(restorative retelling)とともに主要な治療モデルとして挙げられている。
C|比較
対象とした研究:7件の研究(77件の記録から選定基準により抽出。PROSPERO登録。方法・治療モデル・治療条件が研究間で異なるため量的統合は行わず記述的に統合)。
O|結果
本システマティックレビューが統合した7件では、介入後にPTSD・複雑性悲嘆・抑うつの症状がいずれも有意に低下した。追跡時点でもPTSDと抑うつの改善は維持されていた。年齢・性別・死別からの経過時間・故人との関係が症状経過に及ぼす影響については結果が一貫しなかった。方法の差異、治療法の分類の不統一、標本の小ささにより、重要な問いが未解決のまま残されている。
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