Medication versus trauma-focused psychotherapy for adults with posttraumatic stress disorder: A systematic review and meta-analysis.

この研究について組み入れられた研究は4件のみで、著者ら自身が「判断する根拠は足りない」と結論しています。認知処理療法は複数の心理療法にまとめて含まれています。
対象:PTSDメタアナリシス
著者
Sonis J.・Cook J.M.
掲載誌
Psychiatry research
巻号ページ
282巻 論文番号112637
発行年月日
2019年10月24日
PMID
31690461
技法
CPT
研究デザイン
メタアナリシス

この研究のまとめ

P|対象

成人のPTSD患者。4件の直接比較の無作為化試験。

E|介入

認知処理療法(持続エクスポージャー療法・認知療法・EMDRとともに、トラウマ焦点化心理療法として薬物療法と比較される)。

C|比較

対象とした研究:トラウマ焦点化心理療法とSSRI/SNRI を直接比較した試験を複数のデータベースで検索。Cochrane Risk of Bias 2.0 で評価し、高リスクの試験は感度分析にのみ含める。主要評価項目はPTSD症状の低減。

O|結果

本メタアナリシスによれば、高いバイアスの危険がなかった2件のランダム効果メタアナリシスでは、PTSD症状の低減に有意差は認められなかったが、信頼区間は広く、心理療法に有利な効果と薬物療法に有利な効果の双方を含んでいた。異質性は高かった。高リスクの2件を含めても実質的な結論は変わらなかった。著者らは、成人のPTSDにおいてSSRIとトラウマ焦点化心理療法のどちらがより有効かを判断する根拠は不十分だと述べている。

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