Addiction-Focused Eye Movement Desensitization and Reprocessing Therapy as an Adjunct to Regular Outpatient Treatment for Alcohol Use Disorder: Results From a Randomized Clinical Trial.
この研究についてPTSDではなくアルコールの問題が対象です。調べられているのはEMDR単独ではなく、ふだんの治療にEMDRを足したときの上乗せの効果で、どちらの群もふだんの治療を受けています。足しても効果は示されませんでした。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Markus W.・Hornsveld H.K.・Burk W.J.・Oene GHdWv・Becker E.S.・DeJong C.A.J.
- 掲載誌
- Alcoholism, clinical and experimental research
- 巻号ページ
- 44巻1号272-283頁
- 発行年月日
- 2019年12月17日
- PMID
- 31758556
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
アルコール使用障害の成人外来患者109名。
E|介入
依存に焦点を当てたEMDR(AF-EMDR)。通常治療(コミュニティ強化アプローチ)に上乗せして90分×週1回を7回(55名)。
C|比較
比較対照:通常治療のみ54名。無作為割付。ベースライン・治療後・1か月後・6か月後に評価。主要評価項目は自己報告の飲酒行動とバイオマーカー。
O|結果
いずれの転帰指標についても、群の効果も交互作用も認められなかった。個人的・社会的な回復の指標と、臨床的回復の一部の副次評価項目(渇望・欲求思考・反芻)に限られた経時的変化がみられた。信頼できる変化指標の算出では、飲酒量について臨床的な改善を示したのは通常治療のみの群のほうが多く、渇望が減った参加者の割合はEMDR併用群のほうがやや高かった。著者らは、飲酒行動についてEMDRの上乗せ効果はなかったと結論している。
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