Effectiveness of trauma-focused treatment for adolescents with major depressive disorder.
この研究について対照群のない32名の研究です。対象はトラウマではなく大うつ病で、EMDRを単独で用いた初期の検討です。
効果を検証した研究前向きコホート・縦断研究全文が読めます
- 著者
- Paauw C.・Roos Cd・Tummers J.・Jongh Ad・Dingemans A.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 10巻1号 論文番号1682931
- 発行年月日
- 2019年11月8日
- PMID
- 31762948
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 前向きコホート・縦断研究
この研究のまとめ
P|対象
軽度から中等度〜重度の大うつ病性障害(DSM-IV)と診断された12〜18歳の青年32名。
E|介入
EMDR。単独の介入として、60分・週1回・6セッション。
C|比較
比較対照:なし。治療前後と3か月後の追跡の比較。ADIS-C・CDI・UCLA・SCARED・CSI・SDQで評価。
O|結果
治療を完了した青年の60.9%が治療後にDSM-IVの大うつ病性障害の基準を満たさなくなり、追跡時には69.8%だった。抑うつ症状(CDI Cohen d=0.72)と、併存する心的外傷後ストレス・不安・身体的訴えが有意に減少し、全体的な社会情緒的機能も改善した。効果は3か月後の追跡でも維持されていた(Cohen d=1.11)。心的外傷後ストレス反応の重症度が治療後の転帰を有意に予測した一方、大うつ病の罹病期間・併存疾患の数・情緒的虐待や情緒的ネグレクト・身体的ネグレクトの既往は転帰を予測しなかった。
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