Active duty and ex-serving military personnel with post-traumatic stress disorder treated with psychological therapies: systematic review and meta-analysis.
この研究について対象は軍人・退役軍人の方に限られます。EMDRは第一選択にできないとされましたが、その判断のもとになったのは4件・92名だけで、著者ら自身が限られた根拠だと断っています。
効果を検証した研究対象:PTSDメタアナリシス全文が読めます
- 著者
- Kitchiner N.J.・Lewis C.・Roberts N.P.・Bisson J.I.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 10巻1号 論文番号1684226
- 発行年月日
- 2019年11月8日
- PMID
- 31762951
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある現役軍人・退役軍人2,386名。24件の研究。
E|介入
EMDR(トラウマフォーカスト認知行動療法などとともに対象となった心理療法の一つ)。
C|比較
対象とした研究:Cochrane の指針に沿ったシステマティックレビューとメタアナリシス。主要評価項目はPTSD症状の低減、副次評価項目は脱落。
O|結果
本メタアナリシスによれば、トラウマフォーカスト認知行動療法(CBT-TF)は、待機リスト・通常治療と比べて治療後のPTSD症状の低減で最も大きな効果の根拠を示した(10件、n=524、標準化平均差 −1.22、−1.78〜−0.66)。集団形式のCBT-TFは個別のCBT-TFより効果が小さかった(1件、n=268、−0.35)。EMDRは待機リスト・通常治療と比べて治療後のPTSD症状の低減に有効ではなかった(4件、n=92、−0.83、−1.75〜0.10)。著者らは、EMDRは現時点で第一選択の治療として推奨できず、早急なさらなる評価を要すると述べている。
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