Temporary PTSD symptom increases among individuals receiving CPT in a hybrid effectiveness-implementation trial: Potential predictors and association with overall symptom change trajectory.

この研究について治療の途中で症状が一時的に強まることが、最終的な結果に響くのかを調べた研究です。実際の地域の診療のデータです。
効果を検証した研究原著・その他
著者
Larsen S.E.・Mackintosh M.・Bash H.L.・Evans W.R.・Suvak M.K.・Shields N.・Lane J.E.M.・Sijercic I.・Monson C.M.・Stirman S.W.
掲載誌
Psychological trauma : theory, research, practice and policy
巻号ページ
14巻5号853-861頁
発行年月日
2020年1月23日
PMID
31971424
技法
CPT
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

CPTの訓練戦略を検証する無作為化比較実装試験のなかで、第一線の臨床家からCPTを受けた地域の患者183名。

E|介入

認知処理療法(CPT)。

C|比較

比較対照:なし。各セッションでPTSD症状を自己報告で測定し、一時的な症状の増加の頻度と転帰への影響を成長曲線モデルで検討。

O|結果

参加者の67.3%がCPT中に少なくとも1回の一時的な症状の増加を経験した(治療終了時点でも症状が高いままだったのは1.6%にとどまる)。人口統計学的変数、併存症(抑うつ・不安・物質使用)、治療前のPTSD症状の水準は、症状の増加を予測しなかった。重要な点として、症状の増加は治療の中断、治療後のPTSD症状の水準、PTSD診断の消失のいずれも予測しなかった。成長曲線モデルでも、一時的な増加は全体の変化の軌跡を予測しなかった。

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